1993年にリリースされた「ロイヤル オーク オフショア」。企画者は当時のCEOだったステファン・ウルクハートであり、デザイナーはオーデマ ピゲの〝秘蔵っ子〟で、後に著名なウォッチデザイナーとなったエマニュエル・ギュエであった。
彼らふたりの狙いは明確だった。約20年前にリリースされたロイヤル オークを若い世代向けに仕立て直すこと。そのためギュエは、ケースを大きく、分厚く仕立てようと考えた。サイズは42㎜に拡大され、防水性能は100mに向上。「モジュール型のクロノグラフを収めるために」(ギュエ)、ムーブメントを覆う耐磁ケースが加わった。しかしギュエ曰く、4年の開発期間中、半年ごとにプロジェクトを止めるよう要求されたという。「ケースが大き過ぎるし、重いし、コマーシャルでもないと言われた」とギュエは語る。確かに開発が進められた90年代初頭、時計のトレンドは、薄くてミドルサイズの時計だった。
オーデマピゲ 偽物★ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン オープンワーク26518OR.OO.1220OR.01
ムーブメント:手巻き
キャリバー:自社製スケルトンキャリバー 2924
石数:25石
振動数:21'600 振動
パワーリザーブ:70時間
ケース径:41.0mm
ケース厚:8.95 mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水性:20m
ストラップまたはブレスレット素材:18Kピンクゴールド
オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ 26405CE.OO.A030CA.01
品番:26405CE.OO.A030CA.01
・ケース:
ブラックセラミックケース
反射防止加工サファイアクリスタルガラス製風防とケースバック
ブルーセラミックのベゼル
プッシュボタンとねじ込み式リューズ
チタンのプッシュボタンガード
・ケース幅:44 mm
・ケースの厚さ:14.4 mm
・防水性:100 m
・文字盤:
「メガタペストリー」模様のスモークブルーダイヤル
ロジウムカラーのカウンター
ブラックインナーベゼル
蓄光処理を施した18Kホワイトゴールドのアラビア数字とロイヤルオーク針
ブルーのインナーベゼル
・ブレスレット:テキスタイル加工のブルーラバーストラップ、チタンピンバックル
自動巻きクロノグラフのスモークブルーメガタペストリーダイヤルにはアラビア数字が並びます。ケースはブラックとブルーのセラミック。ブルーのテキスタイル加工ラバーストラップが余裕のあるスタイルを感じさせます。
オーデマピゲ 15707CB.OO.A010CA.01 ロイヤルオーク オフショアダイバー CE 白文字盤 自動巻き ラバー
仕様日付表示/Date
回転ベゼル/Time Lapse Bezel
エスケープバルブ/Helium Escape Valve
シースルーバック/See-Through back
ムーブメント 自動巻き/Self-winding
Cal.3120 パワーリザーブ約60時間 振動数:毎時21,600振動/時間 石数40石
ダイアルカラー シルバー/Silver
防水性 300m
材質(ガラス) サファイヤクリスタルガラス/Sapphire Crystal glass
材質(ケース本体) セラミック/Ceramic
材質(バンド) ラバー/Rubber
サイズ(ケース幅) 42mm
ホワイトセラミックケースのロイヤルオークオフショア ダイバー
ロイヤルオークらしい8角形のベゼルの内側に
ダイバーズウォッチ最大の機能である回転ベゼルをセット
ホワイトゴールド製インデックス&針の採用などにより
オーデマピゲが持つ高級感を見事に表現しています
93年のバーゼル・フェアに並んだこの大きな「スポーツウォッチ」に対して、関係者たちの反応もやはり芳しくなかった。ロイヤルオーク スーパーコピー「こんな時計が売れるのか?」と尋ねたのは、今やMB&Fを率いるマキシミリアン・ブッサーだった。オリジナルモデルをデザインしたジェラルド・ジェンタの反応は一層激烈で、彼は「ロイヤル オークを破壊した」とオーデマ ピゲのブースに怒鳴り込んできたという。
【関連記事】:新作情報をご紹介